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過剰
2010-08-02-Mon  CATEGORY: 未分類
≪米国がデフレの入り口に立っている。景気の先行き不安が各所に強く作用し、物価が持続的に下落する――そのデフレ懸念が、濃厚である。≫とダイヤモンド社論説委員=辻広雅文は言う。
http://diamond.jp/articles/-/8884


≪経済の健全性を根本から取り戻すには、産業界が過剰設備、過剰雇用を身の丈にあったサイズまでに縮小しなければならない(当然、家計の過剰債務の解消も必須である)。これが、バランスシート調整である。このバランスシート調整は、おそろしく長い時間がかかる。政府と中央銀行によるマクロ経済政策の効果は限定的で、個々の企業が身を切るような努力を続けるしかないのである。日本の「失われた10年」の根本原因も、これであった。≫

では「身の丈にあったサイズ」とは何か?どの程度縮小すれば調整は終わるのか?辻広はこれに触れていない。ある企業が「過剰」を解消すれば全体として需要が縮小するから、他の企業にはまた「過剰」が発生する。現実はこの繰り返しだ。この悪循環には終わりがない。これを制御できるのは「政府と中央銀行によるマクロ経済政策」しかないのだ。「政府と中央銀行によるマクロ経済政策の効果は限定的」なのではなく、限定的な効果しか生み出さない政策を続けているだけだ。

レスター・サローがこう言っているそうだ。

≪8月1日の日経新聞7ページにレスター・サロー・マサチューセッツ工科大学名誉教授のインタビュー記事が掲載されている。・・世界の当局者やエコノミストの間で「景気刺激策を続けるか、財政再建が先か」と議論が別れています。という問に対して、教授は「大恐慌の克服法は20世紀最高のエコノミストの一人、ジョン・メイナード・ケインズが教えてくれている。狂ったように紙幣を印刷し、狂ったように景気刺激策を打出すことだ。財政赤字を気にする必要はない。需要を創出しずぎることはあり得ない」と答えている。筆者はよくぞ言ってくれたと思う。また中国などの経済統計数値が怪しいという話も同感である。日経をとっている方に全文のご一読を奨める。≫
「経済コラムマガジン」10/8/2(626号)『米国もデフレ?』
http://www.adpweb.com/eco/

TORAさんもこの辻広の文章について触れていた。
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/d/20100801
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