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青二才は青二才
2009-12-22-Tue  CATEGORY: 未分類
《小沢が「骨のある政治家」だというならば。マクロ経済政策を語るべきだ。「青二才」を脱却しなければならない。》と書いた。(「青二才再論」09・04・05)
http://toromu.blog25.fc2.com/blog-date-200904-2.html

これを書いて以来、情勢は大きく変わった。民主党政権が出来、小沢は党幹事長になった。鳩山は沖縄問題でアメリカに盾突き、小沢は「長城計画」だかを敢行して大歓迎を受けた。これらを見て、

《小沢氏がアジアに極端に傾注するような動きは対米戦略の一環に思える。交戦権を発動できない日本が、アメリカの属国状況から抜け出す方法はアジアを取り込むしかないような気がする。これについては異論や反感もあると思う。私も中国に対しては反感も強い。しかし、アメリカが衰亡を避けようとして、なりふり構わず日本の資産を剥奪する腹であれば、日本が破産国家になるのは目に見えている。この国家存亡状況で、小沢氏が選択した起死回生の一手は他に選択肢がないことを示している。》
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2009/12/post-5ba0.html

と評価する向きもある。チャンチャラおかしいと私は言いたい。「アメリカが衰亡を避けようとして、なりふり構わず日本の資産を剥奪する腹であ」るのは明らかだが、国家としてごく当たり前の行動に過ぎない。アメリカが悪だから、別の大国に頼るのもやむをえない――まるで、100年前の朝鮮のように日本を捉えている。被害者意識に凝り固まったこの文の筆者は、日本も大国である点を見事なほどに忘れている。確りし給えと言ってやりたい。問題は、わが国の政治指導者にこの危機を乗り越える戦略も気概もないことにある。アメリカに日本の国富を奪われるか否か、交戦権を発動するか否か。これらは、純粋に国内問題なのだ。

小沢と鳩山の確執がクローズアップされている。鳩山はマニフェストなるものを守りたい。要は格好良く行きたいのだ(ついつい、鳩山夫妻が出演したファッションショーの写真を思い浮かべてしまう)。鳩山はこの程度の政治家。一方、小沢は来年夏の参院選に勝利するためには、地方や業界団体に金を回さなければならないと知っている。そこに亀井が割って入り、両者に良い顔をしながら両者の確執を煽り、かつ両者の間の矛盾を利用して少しでも予算を積極的なものにしようとしている。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009122000176

鳩山、小沢、亀井――この三人の中で本物の政治家は誰か?言うまでもない。

上記引用の記事の前段で筆者はこう言う。

《在日外国人の地方参政権の件は、私も大反対であるが、これもアメリカから離脱するための道程なのだろうか。アジアを味方に付けるための必須要件として計画に入れたのかもしれない。小沢氏はこれについて、国内の反対を想定しており、自らは積極的に推進しているという動きをしているのだろうか。とにかく今はアジアのパワーを結集させることを第一に考えているのかもしれない。》

筆者氏は、「とにかく今はアジアのパワーを結集させることを第一に考えているのかもしれない」と、多分に自分自身を無理に納得させるために、こじつけているとしか思われない。「在日外国人の地方参政権」と「アジアのパワーを結集させること」(要するに中国の力を借りる)とは何の関係もない。地方参政権問題はつまり中国にわが国の主権の一部を売り渡すということで、筆者氏が本来目指しているだろうわが国の主権確立と矛盾しているのだ。これが高踏戦術であるように思うのは、謂わば、買いかぶりすぎ。小沢が地方参政権法案を通そうと考えているのは、中国への媚びへつらいか、彼自身の国家観の青二才ぶりの表れと見るべきだ。
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