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愚論君登場
2009-02-28-Sat  CATEGORY: 未分類

愚論撲滅 投稿日時: 2009-2-24 23:51 No.153017:Re:政府紙幣

・・・落ち着いたところで改めて書き込みますが、明治初期の幣制史から貨幣の本質について論じてみるのも面白いかも知れません。
明治元年の太政官布告から4年の新貨条例・・・銀本位から金本位への移行、明治30年の貨幣法制定、大隈重信の政府紙幣整理、松方正義の日本銀行設立・・・というところから近代貨幣制度を理解してもらわねばならないのかと思い始めています。
ディスカバリー氏の認識とは食い違いますが、本位貨幣という法的定義に対して額面が通用していたかどうか?
金と銀との法定比価が成り立たず相場によっていた事、ここにさらに金紙、銀券、銭券、等々がそれぞれに相場に応じて交換比率が変動していた事を認識する必要があります。
通貨の種類によって、それぞれの額面が代表金量で一致せず、個々の素材や需給によって打歩が生じていたのが過渡期であって、素材と無関係に額面によって統一されたのが貨幣の負債性の確立といっていいでしょう。

まあ複雑すぎる話だがトロロ君はまるでトンチンカンな事を言っているようですなあ。
法貨と定められていることを過大評価しているが、法貨としての地位が市場の承認によって確立されるかどうかの問題であって、そうなってこそ貨幣の負債性が確立されたと言う事である。
トロロ君はアベコベのことを言っているようだが。
言い換えれば「貨幣の額面」が素材価値から独立して、政府・日銀・国家に対する「信用」・・・政府貨幣が政府の負債であることが広く認識されることによって、紙切れではなく「記述された内容」が通貨であり、今日的には「記述された情報」・・・転じて「価格を形成する要素たる情報」が貨幣である、ということね。

http://nf.ch-sakura.jp/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=2754&forum=1&viewmode=flat&order=ASC&start=6610


>まあ複雑すぎる話だがトロロ君はまるでトンチンカンな事を言っているようですなあ。
法貨と定められていることを過大評価しているが、法貨としての地位が市場の承認によって確立されるかどうかの問題であって、そうなってこそ貨幣の負債性が確立されたと言う事である。
トロロ君はアベコベのことを言っているようだが。

●トンチンカンでアベコベな事を言っているのは愚論君のほうだと私は思うがなー。
新政府が通貨を発行する場合、例えば維新直後の太政官札の発行。この場合には君のアベコベの見方が成り立つだろう。成立直後の新政府の発行した法貨を市場は法貨として信任するか?確かにこれが問われた。太政官札への信認はすなわち新政府への信認を意味した。結果、維新期の混乱でデフレ状態に陥っていた市場は太政官札を歓迎し、デフレ状態は次第に改善され、明治10年、西南の役の戦費のために太政官札が大量発行されるに至るまでインフレは発生していない。太政官札という政府紙幣発行政策は成功した。

 君の認識では維新から一世紀半経過した今日も、依然わが国は維新期と同じ状態にあるといいたいらしい。法整備もなく、銀行制度もない中での新貨幣の発行。時代錯誤もはなはだしい。いずれにしろ愚論君も熊野氏の政府=「最後の引き受け手」論を擁護できないと言う事はよく分かった。


>言い換えれば「貨幣の額面」が素材価値から独立して、政府・日銀・国家に対する「信用」・・・政府貨幣が政府の負債であることが広く認識されることによって、紙切れではなく「記述された内容」が通貨であり、今日的には「記述された情報」・・・転じて「価格を形成する要素たる情報」が貨幣である、ということね。

●「政府貨幣が政府の負債であることが広く認識される」とはどういう意味だろうか?君は一度も明らかにした事がない。私の見解は前回、前々回の記事で明らかにしておいた。君の見解を聞きたい。ここを曖昧にしたままでは議論が進まない。混乱するばかりだ。

私に言わせれば、「通貨の負債性」とは通貨の回収にある。管理通貨制度の下にあってその通貨が充分に管理されたものであることを示すのが負債性の中身ということになる。従って金本位制の下では貨幣量に見合う金準備であり、管理通貨の場合は回収準備金となる。これによって、貨幣の乱発を防ぎ、管理が可能となる。極めて単純な事だ。日銀券の場合は国債等の債券が回収準備金に当たる。

デスバカ君は、日銀のHPで「政府貨幣は政府の負債」と明記しているとしきりにわめくが、それは日銀(通貨の番人として)の性格から当然の認識であって、通貨の本質そのものを語っているのではない。また、桜チャンネルには「国の貸借対照表」(試案)に「発行済貨幣額」が「負債の部」に計上されていると指摘する御仁もいる。笑ってしまう。この人、会計学に詳しいらしいが(私は全くかじった事がない)、何故「資産の部」を見ない?そこには鋳造益や回収準備金、その運用益、日銀納付金などが計上されているはずだろう?だから「対照表」(バランス・シート)なんだろう!会計人としては失格なんじゃないのと言っておこう。

通貨には資産性と負債性という両面がある。その両面が通貨の本質を規定している。
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